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セバスチャンはサッカーボールを大好きなフランクフルトと思って飛びつきます

【 再出発です.とりあえずは(仮) 】 長岡に来てアルビッレックス新潟に出会った

連勝中の最近と数か月前との違いを(その3)

1つ前のエントリに続いて,2つ前のエントリで考えた39節home町田戦の局面との比較を残しておく.注目するポイントは味方の位置関係に依存するボールの奪いどころと,自動的なカバーリングの遂行.
昨日のエントリと同様に8月5日の第27節away大分戦から,3失点目のシーンを.



まず,下の状況.この日のディフェンシブハーフだった小川が前に残っちゃってるとはいえ,そんなにヤバい形では無いと思う.でも,最初から対処を間違っちゃってる.
高木がボールホルダに寄せるのは良いんだけど,マサルが不用意に飛び込んじゃってるのが拙い.2つ前のエントリで振り返ったシーンでカウエと尚紀が我慢してくれたプレーと対照的.そんで,最悪なのが小川が脚を止めてること.これも同様に,カウエと尚紀が我慢してる時間にオートマティックにセンターのスペースを埋めに戻ったマサルと対照的でしょ.
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© 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) J.LEAGUE MEDIA PROMOTION,INC. J.LEAGUE ENTERPRISE,INC. J.LEAGUE PHOTOS,INC. PIA Corporation.ALL RIGHTS RESERVED.から引用

それで下の様になる.
マサルが一発で交わされてスカスカのエリアで前を向かれる.ネガトラが始まった時点で味方の配置に応じて定石通りに小川がオレンジの矢印の方向へ下りてくれていれば,センターエリアを埋められていたはずだけど,この時はぽっかり.
完全に脚を止めてる小川なんか正直言って個人的にはもうどうでも良いんだけど,マサルがこの状況で飛び込んじゃたのはやっぱり拙かったのかも.
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で,その拙さが連鎖する.
下の図の様に,今度は広瀬もマーカーに喰いついちゃって一発で交わされちゃった.2つ前のエントリで振り返ったシーンではちょっと状況は違うかも知れないけど,最近の広瀬とか大武とかはちゃんと味方の配置を考えて,交わされたら数的同数作られちゃうような状況ではしっかりと我慢できていると思う.でも,この時は一発で「やー!」って感じ.こういうの,私は自分勝手なプレーだと思う.
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そして,最後は2対2でどうしようもなくなって,スルーパス通されて終わり.
ホント,簡単にやられちゃったよなぁ.
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今年の前半戦,この大分戦の3点目は極端な例だけど,このように味方の守備陣形の状況を考えずに,自分勝手にボールを奪いにいったり飛び込んだりってことが多すぎた.
いやね.柳下さんが監督だった時が顕著だったけど,もしこのシーンでもマサルがあそこで引っ掛けてくれていたり,広瀬が止めてくれていたりしたら,オレンジの観客は間違いなくスタンドで沸いちゃうし,それで守れちゃってるウチはストレスなく観戦できる人も多いんだと思う.

でもね,それってギャンブル的な守備って側面が凄く大きい.だって,選手個人の一瞬の判断とか迷いみたいなもんで奪えるか交わされるかが決まっちゃって,それが失点に直結しちゃうんだよ.あまりにもリスクが大きすぎる.
もちろん一概には言えないけど,そんなことを個人の判断任せにしないで組織で守るために発展しているのが戦術であって,特に近年ではそれがどんどんシステマティックになって進化,深化している.
今年の開幕直後から,私が「時代遅れ」って感じていた一面はこんな感じかな.

[ 2018/11/02 23:57 ] 2018年アルビの試合 | TB(-) | CM(0)

連勝中の最近と数か月前との違いを(その2)

1つ前のエントリで考えてみた第39節home町田戦の局面と似たような状況で印象深かったものをピックアップしてみる.
あえて,私が現地で観ていない試合からチョイス.現地で観戦してなくても忘れらない試合の1つ,8月5日の第27節away大分戦の2失点目.



アルビサポなら直ぐに思い出せると思う.後半開始から数秒も経たないうちに喰らって,本当にボロボロになる切っ掛けとなった失点.
キックオフ直後にウチの左サイドに一発で通されたのが下の図.当然,崩されたとかカウンターとかでも無いんだから,フツーにやれば守れるはず.
そのフツーってやつなんだけど… マサルは横切り,これはオッケー.でも,そのマサルと連動して縦切りをしなければいけない泰基はカットインを警戒する判断をしてそれが疎かになってる.1つ前のエントリで振り返った尚紀の対応との違いが分かると思う.
そんで最悪なのが小川で,ここはオートマチックに矢印方向へセンターバックの間まで下りないといけない筈なのに脚を止めてる.マジで,1つ前のエントリで振り返ったマサルと対照的でしょ.
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いわゆる偶数系って言われる4バック2ボラでのゾーン守備での基本中の基本の話なんだけど,この時はサイドハーフ(高木)が間に合ってないこの状況ではゴール前での数的同数とボールサイドでの仕掛けが懸念な訳.それに対処するためにボールホルダに対しては最低限の縦と横を切って,仮に斜めに入れられてもセンターバックの1枚で対応するしかない.そんで,ゴール前では数的同数を埋めてセンターバックのカバーリングが届く位置にボラが戻ってないといけないって話で.
ダラダラ書いたけど,これは1つの考え方なのかも知れない.でも,言いたいことは,組織としての守り方で皆が共有しないといけない筈の方向性が全く無いってこと.

で,覚えてますよね,この後の状況.
下の図の様に,泰基が縦を切ってないために追い越してきた選手へのスイッチが後手になって突破を許し,グラウンダーのセンタリングを入れられた.そんで,小川がボーっとしてる目の前で簡単に決められた.
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本当にコレ,選手の集中切れとかじゃないと思うよ.選手間で共有できる考え方や方針が無いからズレが生じるって話.

ホント,この頃は辛かったなぁ.だって,選手に「頑張れ!」って言い辛いんだもん.自分が選手だったらってプレーヤー目線で想像すると,「どう,頑張りゃ良いんだよ」って感じだったから.
ま,選手は全く悪く無ないって言いたい訳ではないけどさ.一部だけど,個人の問題の方が大きかった選手もいたのは間違いないと思うしね.
[ 2018/11/01 23:15 ] 2018年アルビの試合 | TB(-) | CM(0)

連勝中の最近と数か月前との違いを(その1)

9戦負け無しの現在.是さんブーストとかって要因も重要だと思うけど,やっぱりサッカーとして「何が以前と変わったの?」って部分を気にしたいところ.
私,個人的には幾つかハッキリした理由があると思っているので,その辺を残しておこうと思う.

典型例を挙げて説明するために,まずは記憶にも新しい前節のhome町田戦の良い守備から.



前半31分頃,ウチの攻撃を防がれたあとのセカンド争いで後手を踏んでカウンター気味なアタックを受けそうになった状況.
ちょっと怖い形だよね.前に一発で通されれば2対2になりそうだし,上がってくる人数を考えても数的優位な守備は簡単には保てない.大外からは奥山がスペースを狙ってるし,1つ間違えると一気にやられる可能性もありそうな局面.
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土居とのセカンド争いに負けたカウエは慌てて飛び込むことなく,一番ケアしないといけない中央アタックに直結する杉森へのパスコースは切っている.そんで,尚紀もカウエと距離を測りながらコースを切って,横に追いやるためにしっかりと寄せている.一番の注目点は,カウエも尚紀も軽率に飛び込まずに正しい対応が出来ているってこと.

その次の局面,カウエと尚紀の位置関係を保った正しい対応でサイドへ追いやった.この時のカウエはサイドハーフとしての役割を受け持っているので,捨ててしまった中のスペースはマサルがちゃんと戻って埋めてくれてる.これは本当に素晴らしい.この時点では最終ラインも含めてバランスよく守れていることが分かると思う.
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最も重要なことは,この陣形は相手に合わせて作っている訳ではないってこと.守備戦術の基本原則に則って,ボールの状況と味方の位置だけで自分のいるべき場所と役割が決まる.組織的にオートマティックに決定されている陣形と各々の担当ってこと.

さらに次の局面.尚紀はしっかりと原則通りの縦切りのタスクをこなしていたので,奥山と杉森のスイッチに対しても広瀬とクロスすることなくスムースに対応出来てる.尚紀と広瀬が入れ替わったけど,守備陣形は崩れていないでしょ.
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いや,確かにこの時点でもまだ怖い状況なんだけど,最低限の約束事が出来ているから簡単にやられることはない.この時における最低限の約束事っていうのは,広瀬が縦切りをしてカウエが横切りをしているってこと.これである程度のコースは切っているし,相手の仕掛けもある程度制限出来た.
これ,大事なのでもう一度言うけど,カウエは土居に釣られることなくしっかり横を切っているでしょ.広瀬も無理してボールを奪おうとしないで,先ず縦を切って振り向かせないことを最優先にしてくれているよね.その結果,サチローが戻って来てボール奪取の勝負が出来る状況を作ってくれた.ちゃんと組織としてリスクマネージメントが出来ているし,ボールの奪いどころを作ることも出来た.素晴らしかった.

でね,これは蛇足かもしれないけど,こんな風に組織として守れていると陣形が崩れていないからボールを奪った直後の形も良くなるのね.実際,この時にサチローが奪って達也に渡った瞬間が下の図だけど,逆にウチのチャンスを期待できる形になってたでしょ.これがポジトラにおいて近年のサッカーで最も重要視されていること.
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この時は河田にスルーパスが通りかけてとても惜しかったんだけど,そこには守備のやり方に起因する理由がちゃんとあったってことです.



繰り返しになるけど,守備のベースってボールの状況と味方との位置関係だけで決まるんですよ.そこが曖昧になって共通認識が欠けていて,個人が相手を見ながら判断して対応を始めちゃうと必ず歪がでちゃうの.
そんで,もし個人の頑張りでボールを奪えたとしても,大抵は形がぐちゃぐちゃになっているから良い形でのポジティブトランジションなんて難しい.

「ここ最近のウチは,攻撃が縦に早くなって気持ちいい」って感じている人が多いと思うけど,それは守備が組織的に出来てきたからって要因が一番大きいと思うよ.良い守備から良いポジトラに繋がっているってこと.



次のエントリでは,そんな組織的な約束事が皆無だったと思われる数か月前の試合を振り返って比較してみたいと思います.



[ 2018/10/31 22:42 ] 2018年アルビの試合 | TB(-) | CM(0)

中継放送で映らないサチローの凄いところ(2018年J2-第39節 H町田)

新潟 - 町田
 2 - 0
得点: 56'新太,61'新太
https://www.jleague.jp/match/j2/2018/102804/live/

1つ前のエントリでDAZNに映ってなかった状況に言及したけど,やっぱ放送の映像だけ観てて分かった気になるのって危険だよなぁって改めて思った.
もう過去の選手だから実名だしちゃうけど,例えばちょっと前だと河原とか,最近なら小林裕紀とか,テレビで観てるとスゲー良い選手に見えるんだけど,実際に現地で観ると舌打ちしたくなるようなプレーばっかりする選手って確実にいる訳で.
そんで逆に,テレビだけじゃこの選手の本当の凄さって理解出来ないよねって選手もいる.そんなところにちょいと注目.



前半23分くらいにウチがボールを落ち着かせた状況.この試合はほぼ中盤省略でボンボン前に蹴ることが徹底されていた訳だけど,ここでも下の図の様に泰基が前を伺ってます.そこで新太と達也は1.5列目スペースでボールを受ける動きをしてくれている.
ここで注目はサチロー.ここでは映像には見切れてるけど,まだ泰基の逆サイドにいますね.
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3秒後,泰基から大武に渡る.ここで最前線には河田がいるんだけど,相手の最終ラインは当然上げようとするよね.でも,この時にサチローはグワっと角度を付けたランで裏を狙う動きをしてくれてた.スクウェアって言われるような走りの進行方向を急に変える動きを伴うラン.この動きはDAZN映像には映ってなかったんだよね.
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守備側の立場ではこれをやられるとラインを上げることを躊躇する.単調に抜け出してくるなら簡単にオフサイドに追いやれるけど,こうなると駆け引きが出てきちゃうからね.この時は,このサチローの動きで相手の最終ラインは上がって来れなくなって1.5列目にスペースが出来た.そんで,達也もそこを狙ってくれた.

更に数秒後.ボールは広瀬に渡って,前線では達也が動き直して再度のスペースメイク.そしてそのスペースにサチローも顔を出す.ね,この動きもDAZN映像には映ってないでしょ.
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その結果が下のスナップショット.
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広瀬から尚紀を経由してサチローに渡った.結果的にはボールと脚が合わなくてここでサチローは潰されちゃったんだけど,スゲー良い形になってたでしょ.もし,サチローが一歩前に運べて抜け出せていたら,間違いなく決定機になっていた形.素晴らしかった.



DAZNだけ観てたって,何故この形が出来たのか理解するのは難しいと思う.
だから私,放送でサッカーを真剣に観るときって凄く疲れるんだよね.UEFA CLの試合とかを本気で理解しようと思って観戦するときは,映像に映ってない選手の動きをイメージして脳内補完をしながら観ないといけないから90分が終わるとぐったりする.私のレベルだど,そのくらい集中しないと,あーだこーだ語れるくらいに試合を理解出来ない.

ってことで,やっぱりスタジアムでの観戦はサイコー.とっととシーパース更新ですな.
でも,web申込って11月22日からなのね.忘れないようにしよう.

[ 2018/10/30 23:45 ] 2018年アルビの試合 | TB(-) | CM(0)

行って良いところと行っちゃダメなところ(2018年J2-第38節 A京都)

京都 - 新潟
 0 - 2
得点: 50'カウエ,90+3'戸嶋
https://www.jleague.jp/match/j2/2018/102001/live/

試合後コメントでは監督も選手も口を揃えたように「耐えた」って表現を使っているけど,その通りで厳しい試合だったと思う.
私も試合前は「劣勢になるかな」って思ってたんだけど,風の影響なんかもあってやっぱりウチの優位性は出せなかった試合だった.それでもセットプレーのチャンスをモノにして耐えきって勝ったって感じで,選手たちは凄いねぇ.

このエントリを書いている今は39節H町田戦の勝利を観た後なんだけど,ここからは残り3試合は内容なんてどうでも良いから出来るだけ勝って終われれば良いなぁって思います.だって,ここから更なる内容の上積みを作るなんて無理だよ.おじいちゃんが居なくなって,本当にどうしようも無かった部分のある程度の修正は終わってると思うから.

それなので,町田戦の記録からは今シーズンの前半戦に出来てなかったところを出来るようになったって部分に注目して,良い部分を残しておきたいと思う.
でも,ここでは,京都戦がどうして劣勢になってしまったのかってところに注目して,今のウチが最もやられる可能性が高いと思われるパターンを残しておく.



結論を先に書くと,守備の切り替えにおいてボールに寄せる前線と最終ラインで意識のズレが起こっているってこと.
例えば,前半36分過ぎのシーン.この日はバックスタンドで観てたので,この時の目の前の光景に「あぁ,サチロー,行っちゃダメ!」って呟いちゃった.それが,下のスナップショットのちょっと前.
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実は,私が「あぁ…」って呟いたシーンはDAZNでは映ってなかった(リプレー流してて飛ばされた).この直前の局面では良い感じで河田がシュートを打つところまで攻めて,キーパーにキャッチされたのね.そこからパントが入って,それを何とか前に弾き返したんだけど,さらにそれを跳ね返されたって状況が上のスナップショット.
ね,ウチの最終ラインの前にスペースが出来てしまって,そこに人数を掛けられてボールを配給されちゃったのが分かるよね.
要するに,最終ラインの選手はパントを弾き返した後に,ディフェンシブサードでそのまま守る,つまりステイする選択をしてたの.でも,その意図を感じられずに達也もサチローまでも詰めに行っちゃって,一発で返されて,こんな状況になっちゃった.
私もバックスタンドで「わ,これはプッシュできない」って感じて,最終ラインの選手たちの判断と同じだったんだけど,その瞬間にサチローが「エイヤ~」って感じで行っちゃって「あぁ…」って呟いちゃったってこと.

一応,その後の展開も残しておこうか.
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3秒後,ボールサイドで裏にスペースがある2対2.中では2対3.サイドの2対2が攻略されたらゴール前で数的同数が出来ちゃう形ね.

で,実際に2対2を突破された.
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ここでセンターバックが釣り出されてボックス内で2対2.ま,完全にやられたってやつですね.相手のミスで結果的には助かったけど,プロセス的には負けってやつです.もちろん,90分の試合の中ではこういうこともあるのは仕方がないんだけど,問題なのは同じようなことが何度も起っているってこと.ここまで決定的なピンチには繋がっていなくても,内在的に同じような戦術的ミスは何度も起きていた.



何か,ダメだしみたいになってるけど,これって凄くポジティブな意味でもあるのね.
今シーズンの前半の守備に関しては,このレベルにも遠く及んでなかったから.今は,ある程度の指針が示されて(フチさんが言うところの「(選手たちが)やるべきことの道しるべは提示できている」って部分だと思う)そこでの弱いところも選手たちが理解出来ていると思うから.
だから,組織として守り切れない時も選手たちがそれを感じて「ここは頑張んなきゃ」って身体張ってくれたり,ちょっと無理してカバーリングに奔走してくれたりして,何とか耐えれてるってことだと思うな.
ホント,良いチームになっていると思う.



それにしても,やっぱりスタジアムでの観戦はサイコーだね.
この試合に関してだけでも,DAZN観戦だけだったら分からないことが沢山あった.
ボチボチ忘れないうちに,シーパスの更新しなきゃだな.


[ 2018/10/29 22:56 ] 2018年アルビの試合 | TB(-) | CM(0)